初めての東京の電車:SuicaとPASMO、空港からの行き方
東京の電車は速く、きれいで、時刻に正確です。それでも、初日には路線図が難解に見えるでしょう。ありがたいことに、知っておけばよいことは3つだけです。どの路線をどの会社が運営しているか、切符を毎回買わずに払う方法、そして乗ってはいけないタイミングです。
以下の運賃とパスの料金は2026年10月に確認したものです。料金は随時変わるので、購入前に運営会社の公式サイトで確認してください。

誰が何を運営しているか:JR、地下鉄、私鉄
東京の鉄道網は、いくつもの会社が運営しています。これは日常の移動ではなく、パスの選び方にかかわる話です。
- JR東日本は、都心を一周する緑色の山手線、市内を横断する中央線、郊外や成田、鎌倉へ向かう路線を運行しています。
- 地下鉄は2社で運営されています。東京メトロ(9路線)と都営地下鉄(4路線)です。合わせると、都心の細かい部分はJRよりもきめ細かくカバーしています。
- 私鉄の小田急、東武、京王、京成、京急などは、大きなターミナル駅から郊外や日帰りの観光地へ向かいます。
会社をまたいで乗り換えるときは、通常、もう1組の改札を通ることになり、1社の路線内だけで移動するより運賃が少し高くなります。ICカードがあれば、その点を気にする必要はありません。タッチして出るだけで、適切な運賃が引き落とされます。
SuicaとPASMO:ほとんどの旅行者に必要な切符はこれだけ
Suica(JR東日本)とPASMO(私鉄や地下鉄など)は、チャージして使えるICカードです。旅行者にとっては、ほぼ同じものです。どちらも東京のすべての電車、地下鉄、ほとんどのバスで使え、コンビニ、自動販売機、多くの店でも使えます。改札機にカードをタッチして入り、出るときもタッチします。
iPhoneの場合
iPhoneをお持ちなら、SuicaやPASMOをApple Walletに追加すれば、カードを持ち歩く必要がありません。方法は2つあります。
- Apple Walletから直接。 ウォレットを開き、交通系カードを追加して、SuicaかPASMOを選び、Apple Payのカードでチャージします。
- Welcome Suica Mobile。 JR東日本の訪日外国人向けアプリで、登録不要でiPhoneにSuicaを発行でき、観光情報も入っています。JR東日本の指定席の一部も販売しています。
ウォレットでカードの「エクスプレスモード」を設定すると、スマートフォンのロックを解除せずに改札にタッチできます。アプリでのチャージで海外発行のカードが拒否される場合は、コンビニのレジで「Suicaチャージ」と言って現金でチャージするか、モバイルカードに対応している駅の機械で現金をチャージできます。
日本以外で販売されているAndroidスマートフォンの多くには、SuicaやPASMOに必要なチップが入っていないので、Androidを使っている人は物理カードを手に入れましょう。
物理カード
主要駅の券売機では、Suica、PASMOを販売しています。短期の旅行者向けのバージョンもあります。空港では、旅行者向けに販売されているWelcome Suicaカードも見つかります。短期のカードは通常デポジットはかからないものの、払い戻しはできないので、使う予定以上にはチャージしないでください。チャージは、どの券売機でも現金でできます。
チャージ額の目安。 都心を観光する典型的な一日の運賃は、600〜1,200円です。2,000〜3,000円から始めて、改札機の残高が少なくなったらチャージしましょう。
東京の地下鉄一日券はお得か?
東京メトロ・都営地下鉄一日券は、最初の利用時から24時間、48時間、72時間の間、東京メトロと都営地下鉄の全線に乗り放題です。大人の料金は、1,000円、1,500円、2,000円です。海外からの旅行者と、東京圏以外に住む日本の居住者に販売されています。
これにはJRは含まれません。山手線、多くのホテルから新宿へ向かう電車、空港へ向かう電車は別料金です。地下鉄の短い区間は、ICカードで1,000円足らずなので、24時間券は1日に地下鉄を5回以上乗ると元が取れます。浅草のように地下鉄路線の近くを拠点にして、観光を1日中する日なら、それも現実的です。ホテルが山手線沿いで、主にJRに乗るのであれば、ICカードだけで十分です。
東京だけならJRパスは得か?
東京圏の中だけを移動するなら、ほぼ得にはなりません。全国の7日間のパスは、2026年10月に53,000円に値上げされました(公式サイトでは期間限定で以前の50,000円の価格で販売されていることがあるので、確認してください)。地下鉄は対象外で、市内のJR運賃は通常1回数百円です。京都、大阪、さらに遠くへの長距離移動が多くないと、元は取れません。東京からの日帰り旅行、たとえば箱根や日光のような場所には、私鉄の各社のパスのほうが、たいていお得です。

ラッシュアワー:乗らないほうがよい時間
平日の朝7時30分から9時30分ごろは、東京の電車がいちばん混む時間です。特に都心へ向かう路線は混みます。夕方の17時30分から19時30分ごろも混みますが、朝ほどではありません。観光なら、9時30分を過ぎてから出発すると、たいてい座れます。
地元の人が心がけていることを、いくつか紹介します。
- ホームの決まった乗車位置に並び、降りる人を先に通します。
- リュックは下ろして、体の前で持つか、網棚に載せます。
- 電話は控えます。小さな声での会話は問題ありません。
- 朝のラッシュ時には、女性専用車両を設けている路線が多いです。ホームと車両に表示があります。
大きなスーツケースは、ラッシュアワーには困りものです。平日の朝に到着する場合は、少し遅い電車か、ホテルまでのバスを検討してください。
空港からの行き方

成田から
成田は、東京の中心部から約60キロ離れているため、電車の選び方が大切です。
- 京成スカイライナーは、日暮里と上野まで約40〜45分です。片道は約2,500〜2,600円で、事前にオンラインで買うと少し安くなります。上野、浅草、東京の北と東側に行くのに便利です。
- 成田エクスプレス(N'EX)は、東京駅まで約1時間です。品川、渋谷、新宿へも続いています。片道約3,000〜3,300円です。JRパスの対象になります。
- 京成アクセス特急は節約したい人向けで、ICカードで約1,300円です。多くの電車が乗り換えなしで浅草や日本橋まで直通するので、急がない場合は、私たちの地域にも便利です。約1時間かかります。
- 空港リムジンバスは主要駅やホテルへ行きます。大きな荷物があるときに便利です。
羽田から
羽田は、はるかに近く、どちらの鉄道でも都心まで30分足らずです。
- 京急線で品川まで、20分弱で、運賃は数百円です。多くの電車は、そのまま都営浅草線に直通し、東銀座、日本橋、浅草へ行けます。
- 東京モノレールで浜松町まで行き、山手線に乗り換えます。料金と時間はほぼ同じです。
どちらもSuicaとPASMOが使えるので、到着後にICカードを買うか設定して、そのままタッチして移動できます。

終電と夜の移動
ほとんどの路線は、深夜0時から0時30分ごろに終電となり、朝5時ごろに再開します。タクシーはたくさんありますが、深夜は割高で、22時以降は割増料金がかかります。新宿や渋谷で外出しているなら、最後のラウンドを注文する前に、終電の時間を確認しましょう。詳しくは新宿の夜ガイドをご覧ください。
初日の簡単な計画
- 出発前にiPhoneでSuicaかPASMOを設定するか、空港でカードを買います。
- 宿泊するエリアに応じて、スカイライナー、京成線、京急線で市内に入ります。
- 移動ごとに経路アプリを使います。ホーム、出口に近い号車、運賃を教えてくれます。
- 地下鉄に乗る予定が多い日は、24時間券を買います。そうでなければ、ICカードでタッチするだけで十分です。
経路アプリにはモバイルデータが必要で、駅のWi-Fiは会員登録を求められることがよくあります。まだネットの接続方法を決めていなければ、日本のeSIMガイドで、このような旅行でどれくらいのデータを使うかを説明しています。
経路の検索にはデータ通信が必要です
東京の路線図は、経路アプリが出口、号車、ホームを教えてくれると分かりやすくなります。搭乗前にeSIMを入れておけば、Wi-Fiを探す代わりに、到着ロビーから乗り方を計画できます。
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